最近のブログはイギリスの旅行日記回など本来の趣旨と異なっていた部分もあったが、今回はまさに人にわざわざ言う程じゃないけど自分の中でモヤモヤしている事を発散する回だと思う。何も知らない人からすれば何言ってんだこいつと温度差を感じるかもしれないけど
普段なら絶対人に言わないありのままの思いを書いてるから、これを読むのは自分を理解してくれてて受け止めてくれる人だけにして欲しい。
ついについに3ヶ月くらいの大きなプロジェクトが終了した。以前に話したが、バイトしている塾の全体研修会である講師フォーラムに出演した。フリーステップ200以上の教室の中から優秀教室として4教室のうちの一つに選ばれ、オンラインではあるが4000人の講師の前で発表をしてきた。この講師フォーラムでは4教室がそれぞれ取り組んだ内容を発表し、当日の投票によって最優秀教室が選ばれるという仕組み。自分は昨年度、つまり全社2位の教室に選んでもらった年の教室リーダーをしていたから、今回のフォーラム発表もプロジェクトリーダー的な存在として活動していた。本社の社長までもが参加する会社を上げての大きなイベントという事もあり、自分もかなり時間と労力をかけて準備してきた。その中で、絶対普段出来ないような経験だったり様々な壁にぶつかったりと、いい事も悪い事もたくさん体験したし感じたことも多々あったので順を追って話していこうと思う。
まず始めに行ったことはスライドの作成。これには多くの同僚の講師が手伝ってくれてパートを分けながら約50枚ものスライドを作成した。そして同時に発表者4人で原稿も作成しこれも他の講師に添削をしてもらい完成させることが出来た。そして8月中旬頃に本社に1次提出が完了。ここまではとても順調だし、まあもちろん自分たちの負担が大きいけど皆で頑張っていたので充実しながら作業ができていた。
しかしここからが問題。度重なる上(役員の人ら)からの修正依頼と本社からの理不尽な要求が何度も降り掛かってきた。ここで感じたことは大きいプロジェクトを管理する難しさ。言われた事はしないといけないので、また他の講師に手伝ってもらおうとするが伝達が難しい。どうしても趣旨が上手く伝わらなかったり、何のために変更の必要があるのかが分からないまま作業をさせてしまう。こうなるとやっぱり自発的に動いてくれる人は減るし、してくれる人もやらされている感を感じてしまうのだろう。段々と「なにか手伝えることない?」と聞いてくれる人も減っていき正直しんどかった。実際にはほとんどの人は協力的なのだが、ちょうど行き詰まったタイミングである後輩に「色々やってて大変そうですよねーそんなやる事あります?」みたいな完全に他人事のような事を言われてしまいかなり落ち込んだ。同じ講師やし自分も人から頼まれてやってるだけやのに、大津京教室としての発表なのに、まるで清水さんがしてるものとしか思われていない。なんで自分だけこんな扱いを受けなければならないのかと理不尽さを感じた。ちょうどこのタイミングでイギリスに行く時期だったことをいい都合にして一度全てを他人(副リーダー)に投げ出した。
自分にとって素晴らしいタイミングだったと思う。イギリスに着いたら完全に気持ちも切りかえることが出来て、zoomを繋ぎながらスライドはなんとか完成することが出来た。達成感えぐい。
日本に帰ってきて、ここからはもう発表の練習しかないので4人で準備を重ねた。最終提出が終わってから、発表は15分以内に抑えてくださいだの、そのためにスライドや原稿変更するなら2日間で変えてくださいだの無理難題を突きつける本社にはつくづく腹が立った。挙句の果てにこの要求をしっかり満たして提出したのに、その後も「他の教室が時間オーバーしたからルール変更するわ。やから大津京の人はまた原稿変えてね、2日間なら待つよー」とか抜かしてきた時は意味がわからんかった。だがそれを言ってきた人も上司から言われたことなんだろう。自分がパワポを作成する時に感じていた組織をまとめる難しさというのは、社会人になっても変わらないんだろうなと感じた。まあそんなこんなで愚痴愚痴言いながらではあるが、発表自体はとても素晴らしいものが出来たと思うし練習も楽しかったし優勝する気満々で当日を迎えた。
凄い朝早くから本社に行って社長や本部長など役員がズラっと並ぶ会議室でリハをした。まあ発表の4人とうちのチーフは全員お喋りなので、他の教室のイケメン高身長がカッコイイとかしょうもない話をしてたら本番が始まった。緊張はしたものの練習通りのいい発表が出来た。自分的には大満足で、正直あると思った。進行上、最優秀教室なら代表者のインタビューがあり、最優秀以外の教室は現地にいる人達だけの第2部でインタビューという流れだった。勝つつもりで優勝した時のインタビューしか考えていなかった。しかし結果はそうはいかず、昨年度の最優秀教室が2年連続での受賞になった。正直現地はえ?という雰囲気だったしその教室の人たちも驚いていた。その教室のスライドは使用禁止のフォントを使っているし、去年のスライドを使い回しているとこもあった。自分的にもここの発表は微妙と思っていたし、大津京ともう1つのどちらかかなという予想だったので気が抜けた。正直、オンラインでみている人達はしっかり内容まで真面目に見ている人は少ないと思う。本当に昨年度の最優秀教室の発表が良かったのか、それとも何となく適当にそこに投票した人が多かったのかは分からないが、自分的には納得のいかないやるせない気持ちになった。準備し始めた時は賞金目当てで発表頑張ろうと思っていたが、最優秀取れなくて金貰えなくて悲しいんじゃなくて、ルールも守れない教室に負けたことが悔しい。あーなんか頑張ったのに報われなかったのかなという気持ちになった。
第2部では真面目な雰囲気もガラッと変わりみんなでご飯を食べながらおしゃべり会をした。そこでの代表インタビューでは真面目な話をする必要は無いのでちょっとしたボケをしたら役員の人らにウケてよかった笑。ただ、横の席の酒ないんかと騒いでた社員がタバコ臭くて死ぬかと思った。
全体として振り返ってみると、4000人の前でのプレゼン発表という経験が出来たり、大きなプロジェクトを自分主体となり成功させることが出来たという貴重な体験ができて自分としてもかなりの成長を感じる。しかしそれと同時に、組織の中で揉まれるしんどさと、努力が報われない・結果に現れない辛さを知った。結果的にはこちらの方が大きい。
いつもなら絶対こんなに正直に言わないと思うが溜まってたからこの際言いたいこと言わせてもらう。俺らマジで頑張ったと思うから褒められたい。発表終わってからチーフにも褒められてない。発表めっちゃ良かったよと言ってくれる人もいるけど、発表じゃなくて頑張りを褒めて欲しい。特に過程を見てた人、努力してることを知ってる人らは認めて欲しい。こんなに頑張ったのに報われないなんておかしい。ふざけんな。優勝出来なかった事に納得いかないわけじゃない。
俺と副リーダーは、誰かが協力してくれる時は進捗を管理して足りないところは自分らが補って、協力してくれた人に感謝してきた。そして誰もやらないところは全て自分たちがやらないと行けないから勤務の日じゃなくても塾に行ったり、家で作業をしたり多くの他の事を犠牲にしてやってきた。なのに、誰からも感謝されずにお疲れ様の一言も無しにこれで全て終わりってあまりにも酷くないか。教室の発表やぞ、自分の発表じゃないんやぞ。去年リーダーやったから、副リーダーやったから努力することは当たり前なのか?言い出したらキリがない。
あぁ、、せっかく頑張ったのにやり切ったことなのに終わった後にこんなこと考えてるなんて本当に悲しい。楽しかったのも事実だし楽しくなかったのも事実。
ただ、このブログという発散できる場所があってとても良かった。終わってみればやって良かったのか悪かったのかは今の時点の自分にはまだ分からない。題名にした「大成長」はプロジェクトを通してじゃなくてこの経験から今後どれだけ変われるかという意味。明日からは冷静に普段の自分に戻るし、こんな愚痴話になってしまったブログを最後まで読んでくれた方ありがとう。変な一面を見せてごめんなさい。もちろん他の回でも言っているように塾の同僚たちはいい人ばかりでとても仲良いです。最後の愚痴は俺頑張ったんやぞって気持ち100%で、全くもって他の人を非難している訳じゃないです。伝わりますかね。
こんな内容書いてもうたから締め方わからんけど、このまま終わらせへんぞ精神ですぐ打ち上げ開く予定立てたんで早く馬鹿騒ぎしたい!楽しみ!